【シリコンスプレー吹いてみた】RG1/144サザビー
◼️はじめに
…本ブログにて、今回、初めてのガンプラ関連記事です。
…本ブログは、私の好きな、ベイブレードを中心に記事を作成してきました。…が、私は、「男の子」が好きなもの、全般に渡って好き(例:ベイブレード・ボトルマン・ガンプラ・戦隊ロボ等、例外:スポーツはあまり好きではありません)なので、途中からボトルマンを記事に取り上げもしました。
…ガンプラについて、これまで記事にしていなかったのは、昔から好きだった(思春期にSEED直撃世代)ので、ちょくちょく購入しては組んでいたのですが、私にとってガンプラは、「組む工程」を楽しむものであって、それを記事として他者と共有するのが困難だったためです。
…ですが、今回は、直近で組んだあるガンプラについて、
「一手間」加えるだけで、とても良くなるよ、
という体験があり、それが記事を書き起こす(=読んでくれる人に共有する)だけの価値があると思い、筆を取った次第です。
◼️用意するもの
①RG(リアルグレード)、1/144、サザビー
…私は、ファースト〜ゼータ〜逆襲のシャアの直撃世代ではありませんが、学生時代に一通りTSUTAYAレンタルで鑑賞しました。正直なところ、ストーリー面では、私にとって、SEEDに匹敵するものではありませんでしたが、登場するモビルスーツのデザイン、中でも特にこのサザビーは、超カッコいい!、と思っており、今回、縁あって、良いキットを入手したものです。
②シリコンスプレー
…色んなメーカの色んなシリコンスプレーがあるようなので、絶対にこれじゃなきゃダメ!、ということはないです。参考までに、私が使用しているのは、数年前に購入した「コニシ株式会社」製の、「潤滑・滑走・防錆用ボンドシリコーン潤滑剤」です。
◼️何のために(RGサザビーの「惜しい」ところ)
…サザビーの特徴は、その巨体や、大型かつ複数刃のビームサーベル等、色々ありますが、中でも特徴的なのが、この、
背中に装備した「ファンネル」。
…ファンネルとは何か、ガンプラファンの方は読み飛ばしていただくとして、ご存知でない方向けに説明すると、
「モビルスーツ本体から分離して、リモートコントロールで移動・攻撃ができる、小型武器」
といった感じのものです。
…サザビーの場合、上記写真中の、赤い円柱型の6つがそれで、そのひとつひとつが、
↓
このように展開するようになっています(展開後写真の中央、少し突出したグレーの発射口からビームで攻撃します)。
…本キット=RG1/144サザビーでも、下記のように、
①収納状態
↓
②射出準備状態へ展開
↓
③分離(6つ全て)
↓
④展開(6つ全て)
と、一連の工程をギミックで再現できるのですが、ここで大変「惜しい」問題が1点。
…このギミック、「非常に固い」です。「①収納状態」から、一歩も進めることができませんでした(少なくとも、私の組んだ個体は)。
…具体的には、3つの工程、
①→②の展開、
③→④の展開、
④→③の収納(最終的に元の状態に戻すため)、
そのいずれもが、固くて実施できない、それでも無理矢理実施する場合、破損のリスクがある、それほど固いため、せっかくのギミックが死んでしまっていました。
…せっかくの優れたキットなのに、言わば「抜けない刀」を持った状態は非常にもどかしいものがあり、今回、私が常用している「シリコンスプレー」にて、解決することにしました。
◼️シリコンスプレーを使うタイミング
…大きくは、2回あります。
①組み立て説明書で言うところの、
この状態。タイミングとしては、上記写真右側の、下向き矢印に従ってパーツを組む「直前」、吹き付け箇所としては、写真左側にて、「ピンク」で色付けされている4箇所。この4箇所にシリコンスプレーを吹き付けた上で、写真右側の下向き矢印に従い、パーツを組みます。これが、左右1組ずつなので、もう1組も同様に実施します。実施した後は、
この動作を複数回行い、シリコンスプレー液を馴染ませるとともに、動作がスムーズに行えることを確認します(2組とも)。
②「①」で組んだパーツに、
これを左右3つずつセットしていくのですが、タイミングとしては、その前に、「この写真の状態」、吹き付け箇所としては、中央グレーの発射口と、その周りを囲むグレーのパーツとの「境目」に、染み込ませるように。吹き付けた後は、
ピンクの矢印に従って押し出し、押し出された発射口をまた押し戻し、を複数回実施し、液を馴染ませつつ、動作確認を実施します(6つ全て)。
…うまくできていれば、サザビー本体に装備したままでも、
↓↑
このようにハッチ展開・収納がスムーズに行えますし、ファンネルひとつひとつについても、
↓↑
同様に展開・収納がスムーズに行えるようになります。
◼️おわりに
…読んでくださったみなさんの、ガンプラライフの充実に貢献してできれば幸いです。