「★」について
今日は、
↓
↓
こういう話。
<今回のテーマ>
ベイブレードバーストを構成するパーツ
■ガチンコチップ
■ウエイト
■ベース
■ディスク
■フレーム
■ドライバー
このうち、
■ウエイト
↓(裏面)
■ディスク
↓(裏面)
には、このように、裏面に「★」のマークが刻印されている。
そしてこの「★」マーク、
同じ種類のパーツであっても、
画像のように、「★」の数が違うのである。
今日は、この「★」マークについての考察。
<はじめに>
この「★」マーク。
それが何を意味するのか、公式にはどうやら明確に記載されていないようだ。
非公式のブログ等でも、明確に示されているものを私は見たことがない
(この点について、理由はおおよそ見当がつくのだが、
後述する<結論>から察していただければありがたい)。
気になる。よって、
「★」マークが何を表すのか、
ここで考察をするというのが、今回のテーマ。
<仮説>
考えられる仮説は次の2つ。
仮説①:「★」の「数」が性能の良し悪しを表す
仮説②:「★」の「位置」が性能に影響している
<仮説②について>
この後、「仮説①」について考察することになる。
なぜ、「仮説②」は考察の対象にならないのか。
私の手元にある、「仮説②」を検討する材料は、
この5つの「0」ディスク。
↓(裏面)
画像の通り、
これら全て、裏面の「★」は2つなのだが、
その位置は、5つとも同じだ。
よって、次のことが言える。
同じ種類(=名称)のパーツが複数あるとき、
それらの「★」の「数」が同じである場合、
「位置」もまた同じである。
よって、
仮説②:「★」の「位置」が性能に影響する
については、今回考察の検討対象から外れることになる。
■補足①:私の手元にある★2の「0」ディスク5つが、たまたま★の位置が同じだったという可能性もゼロではない。その場合、仮説②について再度検討が必要。
■補足②:★の数が違えば、当然★の位置も違うことになる。そのため、
★の位置の違いが性能に影響するのだが、この場合、「数」が「位置」を包含する関係にあるため、やはり仮説②の検討は不要と思われる。
<仮説①について>
仮説①:「★」の「数」が性能の良し悪しを表す
ここで言う「性能」とは何であるか。
次の2つが考えられる。
○重量
○重心(の位置)
このうち、重心については、別途考察を予定しているため、
今回の考察では、
仮説①:「★」の「数」が「重量」の良し悪しを表す
として、検証してみる。
<アイテム>
重量の検証にあたり、今回使用するのは、
こちら。
こうして、
こんな感じ。
<検証>
「★」と「重量」の関係について、次の2つのどちらかであろう。
○比例(多いほど重く、少ないほど軽い)
○反比例(少ないほど重く、多いほど軽い)
直感的には、「多いほど重い(比例)」だと思う。
それを確かめる検証であるとも言える。
<結果(≠結論)>
私の手元にあるディスクとウエイトで検証した結果を、
以下の表にまとめた。
なお、表中「★」下部のA~Bは、同じ★数の同じパーツが複数あった場合に、
識別のために記載したものである(Aは1個目、Eは5個目)。
■ディスク
■ウエイト
<結論>
上記の検証結果(統計。サンプル数は限られるが)から得られた、
今回の結論は、こうだ。
「★」の「数」は、
「重量」と「比例(多いほど重く、少ないほど軽い)」する
「傾向」がある
なんとも歯切れが悪い。
それもそのはず。検証結果からは、
○比例している結果
○反比例している結果
○どちらとも言えない結果
の3つが得られた(得られてしまった)。
それぞれの数の比率は、次の通り。
○比例している結果:10(ディスク9、ウエイト1)
○反比例している結果:3(ディスク1、ウエイト2)
○どちらとも言えない結果:7(ディスク5、ウエイト2)
以上。
最後に、この歯切れの悪い結論に対し、
次の言葉を引用し、締めようと思う。
「※製品およびその使用部品には一定基準内の個体差(公差)がありますが、仕様となります。それにより発生する製品の性能のバラつき等については返品対応・交換対応の対象外となりますので予めご了承ください。」
~ベイブレードバースト商品パッケージ背面の免責事項(と思われる)より~